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いわなの日記 2004年7月1日〜8月31日

◆2004年5月1日〜6月30日



2004年8月31日(火)
 
昨夜は台風16号が吹き荒れた。
大型というだけあって、各地で被害がでている。風は好きだけど、昨日のような暴風雨は困る。今朝はまた、暑い。リリリと鳴く虫たちも暑そう。

2004年8月30日(月)

 NHK総合TVで、通訳者を主人公にしたドラマが始まる。
10月4日(月)午後11時スタートで、タイトルは『結婚のカタチ』。通訳者を演じるのは藤原紀香。どんなドラマになるのか、楽しみ。彼女は、日本語版と合わせて、英語版のHPも持っている。ウェブ日記も日本語・英語両方で書かれていて、比べて読むと、面白い。


2004年8月29日(日)
 夏休み最後の日曜日。
とは言っても、私は休日出勤。夏休みはとっくに終わった。『ハリー・ポッター・シリーズ』第5巻の出だしは、"The hottest day of the summer so far was drawing to a close"「この夏一番の暑い日も終わりに近づいた」だった。夏の終わり、ほっとするような、さびしいような…。

2004年8月28日(土)
 
また今日も暑い。
カンカン照りの時は、ジョギングを自粛しているので、もうかれこれ2週間はジョギングに行っていない。怠惰な日々が続いている。朝からツクツクボウシの声が力強い。『ハリー・ポッター』第5巻を読了してから、気が抜けた。

2004年8月27日(金)
 
久々に英語で話した。
今は、全く英語を話す機会がなく、もっぱら、独り言練習ばかり。それでも、以前より、苦痛や緊張はなくなった。単語につまったり、口が動かなくて、もどかしいのは前と同じだけど、心理的バリアが消えた。英語が話せない苦しみは、心理的な問題も大きいのかも。


2004年8月26日(木)
 
『ハリー・ポッター』第5巻、Harry Potter And the Order of the Phoenix を読了。日本語訳発売までに読了できて、よかった。ちなみに、第5巻(870ページ)だけで、語数は約25万8千語。1〜3巻までを全部合わせた語数に匹敵するそう。話の展開は面白く、最後まで飽きさせない。途中、微笑ましい恋愛エピソードも出てくるが、メインは苦しい闘い。"Keep your temper under control." 「我慢しなさい」とハリーを注意するマクゴナガル先生のことばが印象的。でもそのマクゴナガル先生も…。

2004年8月25日(水)
 
空を見上げるとうろこ雲。
大雨が降った後、夜中、涼しい風が吹いて、空の模様も変わった。秋まであと一息。こんなに暑いと、あまり夏も名残惜しくない。『ハリー・ポッター』第5巻、ただ今、708ページ(870ページ中)。読み続けて、頭がぼおっとしてきた。


2004年8月24日(火)
 
女子マラソンの野口みずき選手、金メダル。
土佐礼子選手が5位、坂本直子選手が7位、みな素晴らしい。ライブで見ようと思っていた私は、気がついたらTVの前で寝入ってしまい、見逃した。仕方ないので、夜のオリンピックダイジェストを見た。人並みはずれた練習量と強靭な精神力。"I did the best I could."と言えるように、がんばろう。


2004年8月23日(月)

 英検準1級のリスニングテストをやってみた。
12問中、10問正解。2問、間違えた。一応、数年前に1級に合格したから、全問正解で当たり前と思っていた。ショックを受ける。レベルとしてはNHKラジオ『英会話レッツスピーク』くらい。己の過信を反省。日々の勉強方法を根本から見直さないといけない。

2004年8月22日(日)
 昨夜はNHKTVで『冬のソナタ』最終回。
何とまあ、ツボを心得た脚本だろうか。近松の浄瑠璃にも通じる。不覚にも泣いてしまった。『冬ソナ』にはまった女性たちは、自分を主人公のユジンに置き換えて見ているのだろう。私は元彼のサンヒョクの立場で見ていたので、ユジンもチュンサンは身勝手に思えたが、ラストシーンは感動した。悪役のチェリン、同僚のジョンアさん、キム次長など、脇役がすてき。

2004年8月21日(土)
 今、必死で『ハリー・ポッター・シリーズ』第五巻、Harry Potter And the Order of the Phoenix を読んでいる。870ページもあるのに、何と最初の200ページはホグワーツ魔法学校へ戻る前の話(長すぎる!)。第1章を読んだまま、ほっておいて早や一年余、9月1日の日本語訳発売が間近に迫った。まさに時間との闘い。「これでもか!」というほど、ハリーの試練が続く。がんばれ、ハリー! I'm halfway finished reading it.

2004年8月20日(金)
 ツクツクボウシの鳴き声を聞いた。
吹く風が涼しくなって、やっと季節が変わってきたよう。生きているといろんなことがあるな。楽しいこと、つらいこと。年齢を重ねた分、生きていることそのものが楽しいと思えるようになった。若い時は生きていくことそのものがつらかったのに。年を取るといいこともある。

2004年8月19日(木)
 「社交辞令が苦手だね」
と言われる。心にうっぷんを抱えて、怒りの噴出先を狙っている人が徘徊している。そういう人を撃退するには社交辞令が一番。難癖をつけられたら「ごめんなさいね」と社交辞令で交わして逃げる。他人のうっぷんに巻き込まれないこと。こちらの心への侵入を許さず、玄関先で追い返すこと、そうやって自分を守れと言われる。

2004年8月18日(水)
 昨日は大雨。
今朝はまた、カンカン照りが戻ってきた。卓球の愛ちゃん、4回戦進出。強さの秘密は人並みはずれた練習量だと言う。当たり前過ぎて拍子抜け。「ニュースの渦中にいる自分と、その自分を眺める冷静な自分と、2人の自分がいる」と答えていた。本当は、その冷静さと精神力なのだろう。

2004年8月17日(火)
 
賃貸のデザイナーズマンションが安くなっているという。
とりあえず、オー・エム・コーポレイションデザインマンションに住もうを検索してみた。見るだけでも楽しい。今の家もいいんだけど、エアコンが1つしかつけられないのと、ペット禁止が難。手持ちの全財産を計算してみたが、買うのはまだ無理みたい。


2004年8月16日(月)
 
昨日は終戦記念日、世界に平和を。
オリンピックが始まっている。私はなかなか見る時間が取れず、柔道の谷亮子選手と野村選手が金メダルを獲得したのを、夜のニュースで知った。おめでとうございます。卓球の愛ちゃんは逆転勝ちで3回戦進出したそう。みんな、がんばってね。

2004年8月15日(日)
 「癌と糖尿病以外は健康です」と患者歴23年の波多江伸子氏。
「重病になって、悲嘆にくれているうち、鬱病になった。でも、身体は黙ってせっせとリハビリに励んでいた。だから、自分の心よりも、実直な身体を信じることにした」、「病気は得たけど、健康は失わなかった」、「病気や死を包み込みながら、うまくバランスを取って生きることが健康ではないか」…。いいことばだな。(8/15日付、日経新聞)


2004年8月14日(土)
 We're getting far into August now. Things are heating up. I hope you're enjoying your vacation.
 お盆休み。机の上の小山のような新聞、雑誌を整理した。古い週刊STの読者欄に「スランプに陥った時は、クロスワードパズルを解きます」とあり、スランプ脱出法について考えた。スランプに陥った時、私は他の人の書いた英語学習奮戦記を読む。How about you ?

2004年8月13日(金)
 化粧品のお店、オルビスヘ。
もともと通販だったけど、店舗もできた。いろいろ物色していると「お客様、カゴをどうぞ」と店員さんがカゴを手渡してくれる。うれしかった。やさしいことばをかけてもらうのは久しぶり、のような気がする。


2004年8月12日(木) 
 アジアの英語を学ぶセミナーに行った。
インド英語、シンガポール英語、フィリピン英語。文法は大胆に許され、発音も日本人の訛りの方が軽いと思う程。フィリピン英語研究者の小野原信善氏(香川大学)が「フィリピン人はフィリピン英語(タグリッシュ)を話す。日本人は日本英語(ジャパングリッシュ)を話せばよい。細かいミスを捉えて、学習者を糾弾するのでなく、励ましてやって下さい」と締めくくったのが印象的。

2004年8月11日(水)
 同時通訳セミナーの最終日。
通訳者、小松達也氏のインタビューを使って練習。「絵に例えるなら、通訳はスケッチ画、翻訳は細密画。通訳はスピードを競うから、大まかな全体像をラフスケッチする。翻訳者はじっくり時間をかけて、完璧な精度を目指す。どちらも看板を掲げたら、今すぐ営業可能、でも本当にプロフェッショナルな力量をつけるのは、並大抵のことではない」という趣旨だった。

2004年8月10日(火)
 
トイレの猫砂を紙製から粘土製へ変えた。
すると、トラ猫のダンちゃん、朝から全くおトイレに行かない。無理やり、トイレの箱に入れても、すぐ飛び出してしまう。午後4時を回り、ふと思いついて新聞紙を入れてみた。1分もたたないうちに、シャーッとしてくれた。その後すぐ大も。がまんしてたんだなあと思いジーンとする。ダンちゃんの意見も聞かずに、猫砂を変えたことを反省。


2004年8月9日(月)
 「がんばってネ」というメールは許せない?
8月8日(日)付けの日経新聞に、歌人の穂村弘氏が面白いエッセイを書いていた。ある女子大生が、20歳年上の男性と付き合っていたが、ある日、「がんばってネ」というメールが来て、一挙に恋が醒めたのだそう。「がんばってね」は許せるけど、「がんばってネ」は許せない、「ネ」の部分に年齢差を感じたそう。微妙ですね。このくらい見逃してあげて、と思うのは、私が年を取ったせい?

2004年8月8日(日)
 JIBJABの替え歌の続き。
歌詞でわかりにくい箇所がいくつかあり、調べてみた。まず、ケリー氏を"liberal weiner"(自由主義のホットドッグ)と呼び、ケチャップを持たせているのは、ケリー氏の妻、テレザ夫人の前夫が、ケチャップで有名なハインズ家の人だったことから。weiner には「能無し」の意味もある。

 また、ケリー氏のことを "You have more waffles than a house of pancakes."「パンケーキ屋よりたくさんワッフルを持っている」のwaffle には「あいまいな態度」の意味があり、その後の"You offer flip-flops"は「よく(意見を)ひっくり返す」。初っ端、ブッシュ氏がMassachusetts のスペルを間違えているが、マサチューセッツ州はケリー氏の地元。他にも聞き所はたくさん。


2004年8月7日(土)
 昨日のJIBJABの替え歌。
全部の歌詞を聴き取り、訳している人がいる。興味ある人はここを。7/24付けの日記に載っている。たくさんのスラングが拾える(但し、汚いことばもあり)。それにしても、この方、素晴らしい。

2004年8月6日(金)
 This land is your land / This land is my land / From California / To the New York Island …(ここは君の国 / ここは私の国 / カリフォルニアから / ニューヨークまで) 

 昔、PPMが歌っていた懐かしいフォークソングだが、今、この曲に乗せて、ブッシュ大統領とケリー候補をパロディにしたショートアニメが話題。興味ある人はここを。替え歌はこんな感じ: 

Bush : This land is your land / This land is my land / I'm a Texas tiger / You're a liberal weiner / I'm a great crusader / You're Herman Monster / This land will surely vote for me / ブッシュ :ここがお前の国 / ここが俺の国 / 俺はテキサスの虎 / お前は能無しリベラル / 俺は偉大な十字軍 / お前はフランケンシュタイン / この国は俺に投票する / 
 
Kelly : This land is your land / This land is my land / I'm an intellectual / You're a stupid dumbass / I'm a purple heart winner / And yes it's true I won it thrice / This land will surely vote for me /
… ケリー :ここが君の国 / ここが私の国 / 私はインテリ / 君はバカ / 私は名誉負傷賞を受賞 / それも3回 / この国は私に投票する/…

 まだまだ続く。

2004年8月5日(木)
 「英語を話す人は、日本のことをあまり知らない」
と哲学者の鶴見俊輔氏。「アメリカ・イギリス文化の代弁者として英語を語るのでなく、世界中の人とコミュニケーションする手段として英語を用いねばならない」とも。耳の痛いことばだ。実際、通訳の現場に行くと、世界各国の人と出会うし、英語の新聞や雑誌にも世界各国の記事が載っているのに、なぜ気がつかなかったんだろう。

2004年8月4日(水)

 水道の配管検査員が2人来た。
トラ猫のダンちゃんは好奇心いっぱい。見つからないように(こっそり飼っているので)、私の部屋に隔離しておいたが、必死で出ようともがく。こんな好奇心の強い猫とは知らなかった。後で「ふにゃあ、ふにゃあ」(何があったの、何があったの)と質問攻め。


2004年8月3日(火)
 久しぶり同時通訳セミナーへ。
講師は、3年位前、通訳クラスで机を並べて勉強したN村氏。思わぬ再会。当時も優秀だったが、更に磨きがかかった。通訳はサービス業という信念で、芸風(?)は吉本のお笑い芸人。駆け出しの頃は、ことばを置き換えるのが楽しくて「僕って天才やん」と思ったそう。今は「僕ってすごいでしょ」的な通訳は嫌われる、聞く人を喜ばせてこそ、なんぼ、の仕事であると気づいたと言う。芸の道は厳し。

2004年8月2日(月)
 「世間知らずだね」と言われる。
「世間はえげつなく、品がなく、ずるい」。そういう人が許せないのは、世間知らずだということ。嫌な人に同化する必要はないけど、巻き込まれないこと。何を言われても、「あ、そう」と受け流すことが最大の自衛手段。1人のえげつない人の後ろには100人のえげつない人がいる。

2004年8月1日(日)
 台風の風がいい気持ち。
今日も遊歩道を30分ジョギング。涼しいせいか、いつもより人多し。初めて、走行中の車から「おーおー」と囃したてられ、散歩中の子犬に「ウギャッ」と吼えかけられ、体当たりされた。ショック。私って何か変?

2004年7月31日(土)
 台風10号到来。
昨夜から風が吹き始め、今朝は突発的大風。曇り空のうちジョギングしようと思い立ち、近所の遊歩道へ。風は気持ちいいけど、さすが暑い(後で自分の顔を鏡で見たら、真っ赤)。陸上部のような若者集団とすれ違う。日に焼けた筋肉質の足がまぶしい。十数人でペースを乱さず走っている。

2004年7月30日(金)
 アメリカ民主党大会。
昨日は民主党副大統領候補、エドワーズ氏の演説をテレビの特番で聞いた。プレイン・イングリッシュと呼ばれる平易な英語で、文章は短く、内容は具体的。スピーチも力強く、見ごたえがあった。スピーチの英語は英語学習者にとって役に立つ教材。興味ある人はここを。スピーチ原稿と音声が手に入る。

2004年7月29日(木)
 昨日は I 波さんと喫茶店でおしゃべり。
I 波さんは女子大出のインテリという感じ、頭がよくて、私の憧れの人(女性だけど)。二時間半楽しく雑談。夜、お茶の水女子大の入試を受けている夢を見た。3枚ある答案のうち、1枚が間に合わずに焦っているところで目が覚める。I 波さんの影響?

2004年7月28日(水)
 『ブッシュの戦争』の著者、ボブ・ウッドワード氏のインタビューより。
読書嫌い、思想なし、話ベタ…。何かと揶揄されるブッシュ大統領だが、ウッドワード氏曰く「ブッシュは決してバカではない、バカだと大統領になれない」。ブッシュ氏には直観力があるそう。「イラク戦争を歴史はどう証明するか」には「みんな死んでしまうから、わからない」、「父ブッシュ氏にどんな助言をもらったか」には「父には助言を求めなかった。ただ強さをもらうため神に祈った」など。いかにもブッシュ氏。(参考:'04年7/31付け『週刊現代』)

2004年7月27日(火)
 昼下がりの電車、4人がけのボックス席に座る。
前に座る白髪の男性の目元がキョトキョトと落ち着かない。曽我ひとみさんの夫、ジェンキンズ氏を更に表情硬くした感じ。はっと気づいた。たとえ白くなっても髪の毛の生え際はS藤氏。10年前、私を前の職場から追い出した人だ。あれから私の人生は大きく変わった。S藤氏は最後まで目を合わせないまま、電車を降りていった。

2004年7月26日(月)
 T田さん(18歳)と帰る。
T田さんは超マイペース、なかなか駅まで辿り着かない。途中、コンビニに寄って歌詞をコピーしたり、駅のロッカーに荷物を預けたり。ロッカー代三百円のうち、百円貸す。持っているカバンとか、財布とか、みな女の子らしくて、かわいい。T田さん、ふにゃふにゃして猫みたい。私にもこんな時があった(?)

2004年7月25日(日)
 近所の夏祭りに行った。
我が家の前の空き地に屋外ステージが組み立てられ、午後8時の歌謡ショーが始まる頃には超満員。子どもたちも浴衣姿で大勢。プロの演歌歌手が2人登場、歌が上手なのはもちろん、話術も巧みで、盛り上がった。歌手の1人は「テントで出番待ちしている間、セミを一匹捕まえた」そう。

2004年7月24日(土)
 このところ朝の目覚めはラジオ体操の音楽。
目の前の空き地で夏休みのラジオ体操が始まり、朝6時過ぎから子どもたちの声が聞こえ、6時半に音楽がかかる。夢うつつに聞きながら起床。早起きはいいものだ。朝6時にジョギングにでかけ、30分走り、整理体操を兼ねて、ラジオ体操に混ぜてもらうことを思いつく。


2004年7月23日(金)
 久しぶり、図書館の側を通り過ぎる。
久しく図書館に来ていない。家から車で10分、徒歩だと30分。近いような、遠いような、中途半端な距離。図書館独特の本の匂いが懐かしい。たまには行ってみようかな。

2004年7月22日(木)
 お昼前に30分ジョギング。
カッと照りつける日差しも、遊歩道では木々が遮断してくれる。気温は高いけど、サワサワと吹く風がいい気持ち。身体は疲れているのに、足は前に動く。走ってさっぱりしたけど、顔は日焼けしたみたい。炎天下のジョギングは過酷なスポーツ。やっぱり、早朝に走ろう。

2004年7月21日(水)
 昨日の東京の最高気温は39.5℃。千葉県は40.2℃。
東京は観測史上最高だそう。真昼の炎天下を歩いた私は、体感温度として38℃を予測したが、後で大阪の最高気温は35.3℃と知り、拍子抜けした。今や、35℃、36度は当たり前。「異常気象」ということばもいつの間にか、耳慣れて、異常が当たり前になってしまった。


2004年7月20日(火)
 久しぶりに自分の写った写真を見る。
遠景からの撮影で、顔がぼやけているのはいい。驚いたのが、すごい猫背なこと。トラ猫のダンちゃんの猫背は、優雅な曲線だが、私の猫背はかっこ悪い。こんなに背中が丸まっているとは知らなかった。背中を丸めた方が楽だけど、見た目は悪い。

2004年7月19日(月)
 トラ猫のダンちゃん(4歳3ヶ月)を獣医さんへ。
年一回のワクチン注射をしてもらう。左目が結膜炎気味なので目薬ももらう。病院の待合室でアメショーの花子ちゃん(17歳)、黒シャムのヨシマロ君(19歳)に会う。ヨシマロ君は点滴していた。飼い主さん、ダンちゃんを見て「まあ、若い。若いっていいわねえ」。猫は勝手気ままだからいいそう。花子ちゃん、ヨシマロ君、元気でね。

2004年7月18日(日)
 漫画家の小栗左多里さん。
アメリカ人の夫を持ち、『英語ができない私をせめないで!』の著者でもある。7月16日(金)付けのDaily Yomiuri にインタビュー記事が載っていた。

 小栗さんは英語学習の試行錯誤を重ね、"Learning English is like dieting. The best way differs according to each person.""The approach she follows now involves listening to radio, memorizing basic sentences and reading English as much as possible" 「英語学習はダイエットと同じ、一人一人やり方が違う。今やっているのは、ラジオを聴くこと、基本英文の暗記、多読」だそう。まさに語学学習の王道だと言えよう。小栗さんに刺激を受け、Japan Times Weekly を読む。

2004年7月17日(土)
 猫も家出する(猫通のAさんに聞いた話)。
猫を10匹飼っている家があった。ある日、そのうちの2匹(親子)が家出し、近所のやはり猫を飼っているお宅に住み着いた。元の飼い主は恐縮し、キャットフードを持参して引き取りに行ったが、猫の親子は戻る気なし。今、その親子猫は新家の住人になっている。親子でどんな会話を交わしたのだろう。「お母ちゃん、ここの家、もうあかんで」とか…。

2004年7月16日(金) 
 暑いので、ついごろごろ。
ジョギングに出かける回数が減り、家の中でアイスクリームを食べる量が増えた。すると瞬く間に太り気味、一時、引き締まっていた太ももの辺りが、たるんできた。贅肉が汗でくっついて不快。快適に過ごすために、今日からアイスクリームの量を減らすと決意。

2004年7月15日(木)
 今週のNHKTVの『面白一夜漬け』は脳特集。
ためになった。若年性健忘症が増えているそうで、原因は会話不足。一日、1,000秒(約17分)以上、会話しないと要注意だそう。会話と言っても、一方的に話すのは駄目。常に相手の反応を見ながら会話を進める、例えば、合コンなどで自分のギャグが受けたかどうかを常にフィードバックしながら交流する、英語で言うinteraction [インタクション] 「相互作用、対話」が大切だそう。

 今はケイタイで、ほとんど皆、ひっきりなしに会話しているように見えるけど、ケイタイでの会話は相手の表情が読めず、フィードバックしにくいそう。

2004年7月14日(水)
 関西地方は梅雨明けしたようだ。
気温はグングン上昇し、ほぼ毎日記録更新。おかげで、洗濯物がよく乾き、朝、昼、二回洗濯したのが夕方には同時に取り込めるという快挙だ。お日様によく当てた洗濯物はパリパリと香ばしい、清潔な香りがする。干し過ぎると干からびるかもしれない。

2004年7月13日(火)
 Y田さん(男性・50代・私生活不明)が3色ジェリーを作った。
ジェリーの素を入れて固めると液体が何でもジェリー化する。一番下は赤ワインを固め、二層目はマンゴージュースを固め、三層目は青汁を固め、赤、黄、青の三色ジェリーになっていた。夜食用だと言う。指導したのはA松さん(女性・30代・独身)。身体にはいいかもしれない。

2004年7月12日(月)
 A松さん(女性)が甚平スタイルのノースリーブを着ている。
涼しそう。同僚のY田氏(男性)にもらったそう。Y田氏は、突然、ノースリーブが着たくなり、女物のシャツを800円で買ったが、買った瞬間、着る勇気がなくなり、A松さんにあげた。A松さんは会う人ごとに「Y田さんにもらった」と言い回っているから、自慢みたい。

2004年7月11日(日)
 
枝廣淳子氏とアラン・アトキソンの対談を聞きに行った。
アトキソン氏は『百人の村』の原作者として有名なドネラ・エボウズの弟子で、『カサンドラのジレンマ』という地球環境への警告書を書いている。印象的だったのは、希望を語っていること。自己本位であることが当たり前の風潮の中、自分のためだけでなく、他人のために、どんな小さなことでもいいからやろう、そういう想いが結集し、やがて世の中を変えるという主張に、賛同者が集まっていると感じた。希望を語るには知性が要る。

 こういう場所で通訳できるようになるのが目標。枝廣さんに「刺激になるでしょ」と声をかけられ感動する。黒田征太郎氏のイラストを一枚、買う。

2004年7月10日(土)
 昨日も暑かった。
夕方、遠い雷が鳴り、すごい夕立。後で「虹の写真を撮った」とT田さんが見せに来てくれる。偶然、表に出たところで撮ったと言う。一番外側の青色が出ていないと残念がっていたが、かすかに見えていた。Thank you for the beautiful picture !

2004年7月9日(金)
 T氏との会話が噛み合わない。
途方に暮れていたら、新人のM山氏が「いわなさんは話をしない方がいい。その代わり、僕がパイプ役になってあげる」と頼もしい。何かウキウキと楽しそう。M山氏、善意だろうけど、他人のトラブルを面白がっている様子もあり。M山氏を楽しませるために、T氏との不和を深めるわけにはいかない。気をつけないと…。

2004年7月8日(木)
 旅行のおみやげとか、差し入れのたこ焼きとか。
ちょっとしたプレゼントをもらった時のお返しが難しいというか、お返しすると逆にくれた人の心を傷つけてしまいそう。「気持ちを受け取ってあげればいいんじゃない?」とM木さん。具体的には、覚えておいてあげる。何かの折に「使ってるよ」「おいしかったよ」と言ってあげれば、十分。

2004年7月7日(水)
 今日は七夕。
織姫と彦星が年に一回だけ、天の川のほとりで出会う。「別居生活が夫婦の愛の終わりとは限らない」とM木さん。愛するがゆえに別居し、距離を保ちつつ、お互いに交流している夫婦もある。同居しても、心は離婚している夫婦もいる。どちらがいいかは、一概に言えない。大切なのは、自分の生き方には、自分で責任を取ること。

2004年7月6日(火)
 暑かった。
冷房の電車に乗っても、何だか、じっとりと汗ばむ感じ。設定温度が高いのだろうか。今日はあまり能率が上がらず、ダラダラ過ごす。Japan Times ST 7/9号で、『ハリー・ポッター・シリーズ』の作者、J.K.ローリングが第6巻のタイトルを"Harry Potter and the Half Blood Prince"(パリー・ポッターと異母兄弟の王子)に決定したと知る。ローリングさん、美しくなられたよう。


2004年7月5日(月)
 N本さんはパワフルなビジネス・ウーマン。
自ら、英会話学校を経営する傍ら、他の英語学校の講師もし、また茅ヶ崎英語塾にも生徒として通う。「目標はネイティブになること。ネイティブの英会話講師を雇っているけど、なかなかいい人材に出会えない。自分がネイティブになれば問題解決」と楽しそうに言う。すごい。私もがんばろう。


2004年7月4日(日)
 外国人のための生活相談の通訳をする。
例年、厚生年金の未払いとか、雇用契約違反とか、深刻な問題が多いが、今年は、日本でビジネスパートナーを探したいとか、日本人女性と円満に離婚したいとか、前向きな相談が多かった。100%の解決法は見つからなくても、悩みを相談したことで、ほっとして、少しは心が落ち着くようだ。最後に笑顔で"Thank you."と言われると、こちらもほっとする。

2004年7月3日(土)
 
映画『ラヴ・アクチュアリー』の脚本集を買った。
疲れ気味の電車の中で読むと、いい気晴らしになる。ト書きも書いてあり、それぞれの登場人物の特徴も確認できる。例えば、「明らかに40代半ば、きわめて英国人らしく、いまだに美しく、人のよさそうな人妻」(obviously mid-forties, very English, still quite nice lookig and good)とか、「飾り気のない、やさしい、平凡な2人」(two plain, sweet, simple people)とか。


2004年7月2日(金)
 
セミが鳴き始めた。
朝9時半。まだ少し弱弱しいけど「ミンミン」と。ようこそ地上へ。"It sucks, but you're gonna love it."「いやなこともたくさんあるけど、いいところよ。」(TVドラマ『フレンズ』より)。いよいよ夏が始まる。

2004年7月1日(木)
 
仕事が一段落した。
久しぶりにビデオを借りて、2日連続見た。一本目はジョディ・フォスター主演のSF『コンタクト』。二本目は割と新作の『ラヴ・アクチュアリー』。どちらもよかった。いい映画はていねいに作ってあるし、パワーがある。『ラヴ・アクチュアリー』は一目ぼれシーンがいっぱい。ミュージカルを見ているようだった。"Alone again, naturally, but love is all around." (やっぱり、また一人ぼっち、でも愛は至る所にある)。(『ラヴ・アクチュアリー』より)

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